ニャーヌッタラ大長老の説法
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勤“僧”感謝の日(第1回)

2016(平成28)年11月23日
於 淨心庵精舎瞑想堂

今日は、2016年の特別瞑想会の中で、11月23日です。今日は日本の中で特別な日です。勤労感謝の日、祝日です。会社も学校もお休みです。

「勤労感謝」の勤は、勤めること、労とは労働、仕事をすることです。感謝の意味は皆さんわかっていると思います。実は、一生懸命に頑張って働いている人々に感謝する特別な日です。感謝という言葉はどのような国でも人々によく知られています。お釈迦さまの教えの中でも、感謝についてはよく説かれています。

しかし、この言葉の本当の意味については、わかる人もいれば、わからない人もいます。ある人は感謝する心がほとんどありません。まったくない人もいます。単に生きているだけ。

一方、ある人は、感謝すべきことを感謝して、恩を理解しています。このような人は特別な人です。

お釈迦さまの教えでは、“ウパカーラupakāra”といわれています。恩を受けたとき、その恩を識ること。自分が受けた行為、助けられたことに対して、恩を識ること。恩を識るとき相手に感謝することができます。自分を助けてくれた人の徳と恩がわかる人は、感謝の心を育てることができます。感謝できる人、感謝するということがわかる人は幸せに生きられます。

世界についての感謝

どんな国でも、自分の国が栄えるためには、会社や工場の中で働く労働者が大事です。労働者が仕事を一生懸命頑張れば、その国は栄えます。誰も仕事せず、怠けてばかりで何もやらなければ、国はだんだん崩れていきます。ですから、大事な仕事をする人(会社や工場で働く人、農家の人たちなど)は国にとって大切で必要です。国民は、これらの労働者、仕事を一生懸命に頑張っている人々に感謝するべきです。このように感謝するのは幸せです。これは世界の感謝についてのことです。

親の徳と恩に感謝

自分の親に感謝することがわかる息子・娘は賢いです。しかし、親への感謝について、はっきりわからない息子・娘もいます。自分の命の恩人である父親、母親に感謝するべき、徳と恩をわかるべきです。

それがわからない子どもは、人生が栄えることは難しいです。お釈迦さまの教えに従っている子どもは、お釈迦さまのおかげで親の徳と恩、感謝を理解しています。生きている限り、親を助けてお世話しています。亡くなっても功徳を積んで回向しています。これは、親の徳と恩をわかって感謝することです。

恩師に感謝

弟子は、自分を教え戒めてくれる先生に感謝するべきです。自分を成長させてくれる先生の徳と恩をしっかりとわかるべきです。それがわからない弟子は、人生が栄えることは難しいです。このことを理解して、恩師に感謝できる弟子の人生は栄えます。

バッタンタ・ウ・ケサラ大長老(右)バッタンタ・ウ・ニャーヌッタラ大長老(左)

バッタンタ・ウ・ケサラ大長老(右)
バッタンタ・ウ・ニャーヌッタラ大長老(左)

バッタンタ・ウ・ケサラ大長老(中央)大長老を尊敬合掌礼拝する弟子たち

バッタンタ・ウ・ケサラ大長老(中央)
大長老を尊敬合掌礼拝する弟子たち

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