勤“僧”感謝の日(最終回)

勤“僧”感謝の日(最終回)

●比丘サンガを応援する人に感謝

もう一つ感謝すべきことは、この比丘サンガが存在するために、応援する人たちについてです。比丘サンガが存在するために、建物、食べ物・飲み物、衣、薬、四資具で応援する人に感謝するべきです。

比丘サンガは、その建物、食べ物・飲み物、衣、薬、これら四資具を供養する人がなければ存在することができません。比丘サンガを応援する人がなければ、法は存在することができません。

今、世界で最も比丘サンガを応援している国は、ミャンマー国です。国民がこのように比丘サンガを応援しているので、ミャンマー国では、お釈迦さまの教えが今まで存在しています。

2番目は、タイ国です。タイの国民は、比丘サンガを応援しているので、国もにぎやかです。

3番目は、スリランカ国です。皆さんは仏教を勉強しているから、わかると思います。

仏教を学ばない人は、これらのことが全くわかりません。わからない人には話さない。

わかる人にだけ、セヤードーは三帰依をはじめとして、戒・定・慧の実践法を教えています。三帰依がわかる人、三宝に感謝する人には、これからも法を説き続けます。輪廻の中でこのような人々は、波羅蜜を積み、輪廻解脱から涅槃に至るまで導かれます。

パーリ言葉“ウパカーラupakāra”。これは有名な言葉です。恩を受けたとき、その恩を識ること、感謝という意味です。皆さんは、お釈迦さまの教えに従って、三帰依を信じ、戒律を守り、ヴィパッサナー智慧まで備えているので、感謝すべきことに感謝してください。自分の戒・定・慧も高くなるように頑張り、お釈迦さまの教えが伝わるためにも、比丘サンガについても、お布施や作務の功徳などを積みながら、出来るところから応援してください。そしていつも恩を忘れないで、感謝することを忘れないで、感謝するべきことを感謝して暮らすのは、今世も楽です。来世も楽です。涅槃に至るまで、善い結果をもたらします。このことをはっきり理解してください。

今日は“ウパカーラupakāra”(感謝)について説法しました。皆さんの国では勤労感謝の日ですので、頑張って労働している人たちにも感謝してください。

そして、勤“労(労働者)”だけではなく、勤“僧(比丘サンガ)”、お釈迦さまの教えがなくならないように勤め励む僧(比丘サンガ)への感謝もわかってください。皆さんは仏教徒ですので、勤僧感謝も忘れないで、一日一日を過ごしてください。

今日の朝10分の説法は以上です。礼拝しましょう。             

(完)

Copyright© 2018 勤“僧”感謝の日(最終回). All rights reserved.