お布施について-16

お布施について-16

預流者になったビンビサーラ王は、「私はブッダ・ダンマ・サンガを信じて、命ある限り帰依いたします。どうぞお釈迦さまのUpqsakq優婆塞(うばそく)(三宝に帰依する男性)と認めてください」と申し上げました。

そして、お釈迦さまに次のように申し上げました。

「お釈迦さま、私は、ブッダ・ダンマ・サンガと離れることができません。今住んでおられる椰子の森の中は、ラージャガハ町から遠いです。お釈迦さまにお会いしたいとき、直ぐにでもお会いできますように、ラージャガハ町からも、私の宮殿からも遠くなく、近すぎない、ちょうどよい場所があります。この場所は、ラージャガハ町にある綺麗な公園です。この公園の中には、建物もあります。この公園をお釈迦さまの教えのためにお寺として供養いたします。どうぞお受けください」

とお願いしました。

ビンビサーラ王は、布施をする前に、黄金の水差しにきれいな水を入れました。
そして、お釈迦さまに次のパーリ偈文を唱えました。

Etqha/ bhante ve=uvana/
uyyqna/ buddhappamukhassa
bhikkhu saxghassa dammi.

「尊師よ。私は、この竹林公園を精舎・お寺として、お釈迦さまをはじめとして、比丘サンガに布施いたします」
と、申し上げました。

続けて、水差しのお水をお釈迦さまの手に注ぎ、布施をしました。

お釈迦さまの履歴の中で最初のお寺は、預流者であるビンビサーラ王が布施されたこの「竹林精舎」です。インドへ行くとき、皆さんも、その竹林精舎で参拝することができます。話したいことは、預流者になっても、布施の功徳を行っています。

ある人は「私は瞑想だけで足りる。預流者になった後は布施や戒律の功徳はいらない」と思っています。そうではありません。預流者になった後も、布施の功徳、戒律の功徳などを実践するべきです。

預流者の布施の功徳は、世間の人の布施の功徳よりも高いです。このことをはっきり理解してください。

ヴェルヴァナ・ヴィハーラ(竹林精舎) お釈迦さまが沐浴された池

Copyright© 2019 お布施について-16. All rights reserved.